氷見南I.C近くの元店舗物件。
市街地から10分強車を走らせた里山集落に位置しています。
建物は修繕が必須ですが、元店舗の間取りは魅力です。
物件概要
- 物件番号
- 486
- 取引内容
- 売買
- 金額
- 80万円
- 敷金・礼金
- 万円 / 万円
- 所在地
- 氷見市惣領
- 校区
- 湖南小学校/十三中学校
物件状況
- 延床面積
- 179.94㎡
- 土地面積
- 362.35㎡
- 構造
- 木造瓦葺2階建
- 築年数
- 1971年築
設備
- 水道
- 上水道
- 台所
- ガスコンロ
- トイレ
- その他
- 風呂
- 有
- 駐車場
- 1
こだわり物件レポート
道路側に大きく開いたガラス面。その先に広がるのは、懐の深い土間です。
靴のまま入れる間口は、物販も展示も作業も受け止める器。店先としても、制作の拠点としても活かしやすい“前庭”のような場です。

土間から視線を奥へ送ると、天井の高さと梁のラインが空間に伸びを与えています。長い縁が座敷へ続き、建具を引けば一体に、閉じれば静かな区画に。イベント時にはひとつながりの会場に、平時には作業と生活を切り分ける。場面転換のしやすさが、この家の扱いやすい点です。
和室は1階・2階に複数。作る・休む・しまうの役割を割り振りやすく、ストックや道具の置き場も確保しやすい。連なる間取りを活かし、来客時だけ広げる、制作時は一室を集中スペースにする、といった切り替えがスムーズです。
2階の窓辺からは集落の屋根や田園がのぞきます。時間帯によって光の表情が変わり、展示や撮影時のレイアウト調整で活かせます。


水回りは改修の必要性が高い状態です。設備更新と配管・電気系の安全確認を前提に、使い勝手を整える計画が現実的。



土間に近いDKは、可動棚や作業台の追加で“制作と家事の切り替え”がしやすい構成にできます。洗面は鏡や照明の交換に加え、レイアウトの見直しも検討対象です。
全体的な留意点として、軒や外壁の傷み、室内の砂壁の荒れが見られます。下地の状態把握、雨仕舞いと耐震の確認、正面建具の気密・断熱の改善は検討が必要です。
大きな土間は、売る人にも、つくる人にも心強い舞台。広い開口のある顔は、活動を通りに伝えるショーウィンドウ。
物件を見て想像が膨らんだ方は、ぜひ内見にいらしてください。
