氷見市の西部、速川地区の小久米にある住宅をご紹介します。立派な構えでちょっと設備は古いですが、なにしろかまどがある家なんです。かまどのある生活送ってみたくないですか?
物件概要
- 物件番号
- 215
- 取引内容
- 売買
- 金額
- 350万円
- 敷金・礼金
- 万円 / 万円
- 所在地
- 氷見市小久米
- 校区
物件状況
- 延床面積
- 300.8㎡
- 土地面積
- 257.5㎡
- 構造
- 木像
- 築年数
- 1961年築
- 補修状況等
- 水回り要リフォーム
設備
- 水道
- 上水道
- 台所
- IH
- トイレ
- 汲み取り式
備考
水回り要リフォーム
こだわり物件レポート
今回は氷見市の西部・速川地区の小久米にある住宅をご紹介します。
速川地区は移住者の受け入れに積極的な地域です。今年3月には移住希望者が宿泊することのできるゲストハウス「SORAIRO」がオープンしました。
里山に囲まれた風景を楽しむことができるカフェも併設しています。
以前には地域内の空き家を地元の方たちと一緒に巡るツアーも開催しました。これらの活動はNPO速川活性化協議会という地域自治組織の方たちが自分たちの地域の未来を考えて進めています。氷見市内でもまだ数少ない、地域が自立して豊かに暮らしていくための仕組みを持っている地域なのです。
今回ご紹介する住宅は小久米の集落の中心に近く、住宅が立ち並ぶ中にあります。
家の中に入ると、なんだかいつも見ている家と雰囲気が違うとすぐに気づきました。
玄関に並ぶ色とりどりのひょうたん。
オコジョやキジの剥製もあり、生活の延長線上にある彩りを楽しんでいた様子が感じられました。
ちょっと……いや、かなり懐かしい「文化」を感じます。
間取りは8畳の和室が1階、2階にそれぞれ4室ずつの8LDKです。
氷見の住宅としてはコンパクトな部類に入ります。
田の字になっているので、個室として利用していくには工夫が必要ですが場面によっては広い空間を作ることもできるので、外から人を招きたいという方にはオススメです。
住宅部分で強いて言えば階段が急なことぐらいで素晴らしい家なのですが、設備面ではかなりの修繕が必要かと思われます。
トイレは汲み取り式です。森寺の空き病院でも見た便器洗浄用の水鉄砲が。かなり普及している設備だったんですね。
風呂はタイルのピンク色が素敵。ボイラーは要修理。寒さが気になる方はユニットバスに改修してもいいかもしれませんが、このタイルを剥がすのはもったいないな……と、個人的には思います。
キッチンもレンジ台、給湯器まわり含めて更新したほうが良いかと思います。
そしてキッチン脇にある勝手口には、タイトルにも書いた通りかまどがあります。
二口のかまどでサビは見えますが使えそうです。実際に使用していないので確証は持てませんが、かまど炊きご飯が毎日食べられると思うとテンション上がりますよね。
地域で取れた野菜・米、また近くの鮮魚店で手に入る魚。素晴らしい食材が手に入る環境で健康的な生活を送ることができますよ。
速川地区を訪れ、地域の雰囲気も感じてもらった上で、ここでの生活を想像してもらいたいと思っています。