売買
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物件番号489

【堀田】住まいの余白を楽しむ家

  • さとやま

車庫な納屋付きの物件。
庭も広々しており、手を加えられる部分がたくさんあります。
それらを楽しめる方におすすめな一邸です。

物件概要

物件番号
489
取引内容
売買
金額
700万円
敷金・礼金
万円 / 万円
所在地
氷見市堀田
校区
湖南小学校/十三中学校

物件状況

延床面積
287.63㎡
土地面積
654㎡
構造
木造瓦葺2階建
築年数
1974年築

設備

水道
上水道
台所
IH
トイレ
水洗(洋式)
風呂
駐車場
複数

こだわり物件レポート

濃い和意匠と更新済みの設備。 その“層のちがい”が、この家の面白さです。

座敷の続き間には彫刻欄間と艶やかな天井板、床の間や仏間までが揃い、家族の節目や人が集う時間を凛と受け止める場。 襖を引けば空間に奥行きが生まれ、畳の肌理が空気をやわらげます。

一方、居間〜キッチン〜水回りは軽快。 IHのロングカウンターは同時並行の家事に強く、南面の連窓から入る光は北陸の曇天でも心強く感じられます。

半透明の引き戸を一枚すべらせれば視線をほどよく遮り、“薄い場”へ切り替えられます。明暗のコントラスト、素材の肌理差、開閉の可変性。日々のモードを手元で変えられる余白です。夏冬の冷暖房効率を高めたい時にも有効かもしれません。

外へ視線を向ければ、黒瓦と左官壁、レンガ調がつくる昭和後期の端正さが感じられます。前面の用水路と田の抜けは季節の匂いを運んでくれるはず。窓を少し開けるだけで湿度の輪郭が変わる感覚が田舎暮らしを実感させてくれそうです。玄関まわりの構えは落ち着いていて、来客導線は明快。剪定ひとつでさらに表情が良くなるポテンシャルがあります。

内装について、昔の砂壁は耐震性の観点で弱点があり、所々に震災由来と思われる内壁の荒れを確認できます。 ただ、綺麗に残る部分では赤味の木部と褪色した壁の対比、梁見せの天井の美しいこと。創作部屋へ転ぶ余白も感じられます。

修繕としては、吸放湿に優れた珪藻土や和紙仕上げ、あるいは顔料の薄塗りで木部の艶を引き出すのも良いですね。何より、下地を整え、仕上げを選ぶプロセスそのものが、家と親しくなる時間になります。

水回りは浴室に窓があり、採光と換気が良好。 二連洗面は朝の渋滞をやわらげてくれます。設備を大掛かりに更新しなくても、鏡やパネルのクリーニング、水栓交換、天板の軽い研磨で新品感は十分に戻流はず。

居間に関して、使いやすさではほとんど文句なし。他の部屋で部分的に雨染みがあるので、それらを優先し、こちらの優先順位は低めで問題ないでしょう。

いかがでしたか。

リノベが好きな人ほど、触れるほどに応えてくれる骨太な一軒。 子育て世代にも頼もしい、可変性と即戦力。そんな住まいだと感じます。

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【物件番号 489】

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